ファンタスティックプラネット

先日、友人に誘われて、飯田橋ギンレイホールへ行って参りました。

IMG_1675

ファンタスティックプラネットを観に。

この作品かれこれ3回は家で観ていたのですが、映画館の大型スクリーンで観るのはこれが初めて。映画館も満員で、立ち見客が結構いました。

IMG_1670

ストーリーをざっくり説明すると。遠い宇宙のとある惑星でドラーク人なる巨大な宇宙人が生活をしています。人間は彼らの足下ぐらいの大きさで、知能も発達していなく害虫扱いです。そんな害虫同然の人間が高度に文明発達したドラーク人の秘密に迫ります。

とにかくシュールで難解なビジュアル、そしてその世界観を引き立たせる秀逸な音楽。

IMG_1680

綿菓子のようなものに群がりお皿もフォークも使わないドラーク人の食事。

床屋さんの前に置いてあるトリコロールカーラーのスタンドみたいになる、ドラーク人の瞑想。

学校にもいかず、謎のリングをはめてひたすら情報を流し込む、ドラーク人の教育。

いつもクールで無表情。

全てが理解不能を通り越して愛着すら湧いてくる。

癖になるわドラーク人。

そして音楽がめっちゃかっこいい。

60’s なサイケなんですが、フレンチな要素が爆発。

ファンタスティックプラネット

最高です。

Advertisements

サーフィン男 Dick Dale!!

テケテケテケテケテケテケ……!!!!

テケテケサウンドの神、

Dick Dale (ディックデイル)!!

超カッコいい!サーフィンの音をウエットなエレキのフェンダースプリングリバーブサウンドに乗せて表現するという偉業を成し遂げた現役の

おじさんです。サーフミュージックのみならずその多彩なギターサウンドは後のサイケロック、ハードロックへと影響を与える生きるレジェンドDick Dale!!

あのベンチャーズやビーチボーイズにも影響を与えているらしいです。

この人はジミヘンと同じ右利きギターを逆さまにして左利き用にするというギタースタイルです。ただディックデイルがストリングスを張る事無くそのまま使うの

に対して、ジミヘンはストリングスを逆に張り直すという違いがあります。

HAIM (ハイム)さん家の三姉妹

冬のにおいがしてきました。

1035x748-20131106-haim-x1800-1383768776

カリフォルニア州LA出身の全然冬っぽくないバンドを紹介したいと思います。

このバンド、ライブが熱いんです。たまたま2013年のGrastonvery Fes のまとめ動画を観ていたときにひと際目立ってたバンド。ここ最近、エレクトロミュージックばかり聴いていた私のハートに電撃が走りました。バンドやっぱいいわぁ。

ハイム(HAIM)

elle-02-best-looks-haim-xln-extra_large_new

ハイムさん家の美人三姉妹です。貫禄の長女のエスティ•ハイム(B,Vo)、クールな次女のダニエラ•ハイム(Vo,Gt)、お茶目な三女のアラナ•ハイム(BaVo)とサポートメンバーにダッシュハットン(Dr)

作曲は三人でするようですが主に、次女のダニエラがガレージバンドの中に書き溜めていた曲を編曲して出すというスタイルが多いとインタビューで答えていました。

アメリカで、インディーズバンドがラジオ局で流されるってのは稀で、ほとんどメジャーなレーベル若しくはお金のあるアーティストばかり流れています。
しかしながら彼女達はイギリスのローカルラジオチャンネルで火が付き、本国のアメリカでは逆輸入的なノリで2012年のDays Agoでポリドールレコードとコロンビアレコードから華々しくデビューを飾ります。

Unknown

これって本当に稀っていうかアメリカンドリーム掴みましたねハイム。地元のLAの単独ライブとか一瞬で売り切れて4倍ぐらいの値段で取引されるぐらいの人気っぷりです。

サウンド的には往年のFleetwood Mac (サンタなのBlack Magic Women はこのバンドが作曲)再来と言われています。音源を聴くと確かにFleetwood Macチックですが、ライブになると完全なロックバンドですよ。

長女のエスティはかの名門UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で民族音楽、パーカッションについて学び学位を獲得しています。彼女の紡ぐグルーヴィーなベースがバンドのノリと空気を作り出しています。そして、持ち味は何と言っても顔!顔、顔、顔!!ライブ中の顔がめちゃくちゃ表現豊かで面白ろかっこいいです。すごいな本当に。ハッシュタグなんかもうBassfaceですよ。

二人のお姉ちゃんのインパクトにも負けずに三女アラナは若干不慣れな感じで演奏してるのがまた良いんですよ(最近は貫禄のある演奏をするようになりましたが)。キーボードにギター、打楽器、ボーカルと何でもこなすマルチプレイヤーで、インタビューにもガツガツ答えます。ライブ中も魅惑の腰不利ダンスで聴衆を湧かせます。

次女のダニエラの才能は特筆するに値します。声が渋いんだ。太くてセクシーで意思のあるドラマチックな唄を歌いますこの人は。言葉のまわし方とかが凄く独得で、ラップとまではいかないんですけど、かなりリズムかるで聴いていて気持ちいいです。ギターも赤いギブソンのSG 60’s リイシューモデルで男気溢れるロックなカッティングと高らかと歌い上げるギターソロです。音がザ ”SG” で SG好き強いては全く同じモデル使いとしては感無量です。
それと、彼女はかのストロークスのリードシンガージュリアンカサブランカのソロプロジェクトでサーポートを勤めていました。ギターやらキーボードやらパーカッションやら、何でも屋ですね。ジュリアンのツアーで日本にも来ていたそうです。友達がジュリアンの東京公演に行っていたのですが、当時から存在感のあるサポートだったようです。今はサポートはやっていないようです。

Coachella_2014_Outkast_Neko_Case_haim_02

ちなみにエスティとVallie Girls というバンドを10代の時にやっていました。当時は彼女達はスパイスガールズ熱心なファンで(特にエスティ)このバンドはスパイスガールズのフォロワー的なアイドル系バンドと言えばいいのでしょうか。当時からアグレッシブで面白い事やっていますね。

このモデルのような三人はファッションにも力が入っていて、今のLAガールを代表するような素敵な服装をいつもしています。個人的にはダニエルがライブで良く着ているライダースのベストがカッコ可愛くて好きです。三人はよく服を着回したりもするようです。インタビューでは次女のダニエルが一番オシャレだと後の二人が答えていました。仲良しですね。

三人のバンドの練習スタジオは実家です。アメリカは家がでかいし、音出せて本当に良いですよね。良いなぁあ!!
元々彼女達のお父様もお母さんもバンドをやっていたらしく。幼少期はハイム一家でバンド活動していたと言います。素敵ですね。
お母さんがギター、お父さんんがドラム、お父さんは元プロサッカー選手ですと!

この三人が演奏をしている姿を見るとなぜか熱くなってしまいます。あぁバンドだなぁ!!ただ意思と意思が膨らんでぶつかり合って、奏でる、魂の演奏。

そういうバンドがもっと世に出て、評価されていって欲しいと切に望んでます。

全然曲について書けなかった….

Air フランスの怪物

 

ここ2年ぐらいでエレクトロミュージックを聴き始めたのですが、シンセポップ(Shynth-pop)なるジャンルのかっこよさと気持ちよさに吹っ飛びました。
このAirというフランスから来た2人組のイケメンお兄さん(今はおじさんになってしまったのかな?)の繰り出す音の化学反応は音楽の歴史に爪痕を残しました
        。air-band
今回紹介するAir の『ムーンサファリ(Moon Safari)』は1998年にリリースされた彼らのファーストアルバムであり、代表作であり、出世作です。
今でも、世界随一商品数を誇るLAの超大型レコードショップ、アメーバミュージックではパワープッシュされているし、フェスに行くとちょくちょくアーティストがSEにこのアルバムを使ったりしています。
Moon+Safari
何が凄いって、全然古くないんですよね。もう別次元に連れて行ってくれます。やはり良い音楽はいつ聴いても心躍りますね。
基本的にはシンセサイザーとエレクトリックピアノで奏でられるメロディーに、鉄琴や謎の打楽器で曲が作られています。音がもう甘くて甘くて溶けちゃいそうです。
都市が抱える切なさとかドラマが浮き彫りになってくるようなイメージを与えられます。海外の音楽、特に西洋の音楽って日本に合わないケースが結構あるなと思っているのですが、このバンド(ユニット?)の曲はそんな心配もっての他で、どこでも合います。車が走っていてビルが建ち並んでいて夕日が見えたりなんかしたらもう最高。夜の高速道だったり。世界を彩るパワーのあるアルバムです。
かなりメランコニックですよ。フランス人のセンスってやつですかね。
余談ですが、私フランス映画のアメリが大好きです。はい。音楽といい世界観といいファンタジックなんですよね。
個人的に特に気に入っているのが3曲目の『オールアイニード (All I Need)』です。

なんか若干フランス訛っぽさが入ったとても美しいお姉様(だろうと勝手に思っている)のリヴァーブヴォイス、60’sサイケデリック感の漂うベースライン。かゆいところに届いてくるスネアの快感。ぼわぁぼわぁと広がってくるアナログシンセの音。それら全てが絶妙に組合わさっている印象を受けます。
とにかく最高ですね。『オールアイニード』
まぁ、アルバム通して最高なんですけどね!!万歳Air!!フランス行きたい!!ドライブに一枚なアルバムですね。
またこのアルバムには収録されていないんですが、2004年リリースのTalkie Walkie というアルバムに『Alone in Kyoto』という曲があってそれまた最高です。Sklillrex の『Kyoto』には一ミリも京都を感じなかったんですが!Sklillrexは好きですけど。 AirのKyoto は京都の空気感を掴んでいると思います。もうジブリの曲でもいけそうな感じ。

お気に入り度
☆☆☆☆☆☆☆☆(8/10)

Mac de Marco について

近年のインディーズシーンにおいてかたり忘れてはいけない彼。

macdemarco_1

そうカナダの風雲児こと マック・デ・マルコ=”Mac de Marco”!! 凄いよ、マルコは本当に。

まず、見た目。見た目が違うんですよ。ただのイケメン。しかも隙っ歯!

tumblr_mq3kbrZseU1r6vzgho1_500

隙っ歯を売りにした若手イケメンアーティスト。マリファナばっかり吸って女の子を侍らせてるような

イメージが先行しちゃいそうだが(実際は分からないんだけど)、彼の作り出す音楽にはとにかく緩やかな

ムードが流れていて、メランコリックでいてサイケなんだよな。どこか落ち着かない不思議なコード感のリバ

ーブギター、ピロピロと終止鳴り響くリード、シンプルで力強く頭に突き刺さるベース、安定のドラム。

彼らの真骨頂はまさにスーパーチープ!!ローファイなバンドサウンドもさることながらプロモーションビデオがまたこりゃ安い作りなんですよ。

hqdefault

でもそれがいい!これぞインディーズミュージックってな雰囲気が充満してる。

なんだか、日本の風土にも不思議とマッチする音楽性。彼らのセカンドアルバムは一見するとブルーススプリ

んグスティーンのアルバム” THE RIVER”に似ているって話しがあったのだけれど、どうやらそうではなく彼が

イメージしていたのは何と日本の音楽仙人こと細野晴臣さんのアルバム、かの名盤 ”細野ハウス”だそうな。

なるほど納得、おそらくYMOから辿って行き着いたのだろうが、彼の緩い日本にもフィットしてしまう音楽性

はこういう所からきているのかな。と思うと心躍ってしまいますね。個人的には細野さんも大好きなので、い

やぁ、マルコは分かってるわぁ…。

AlbumCovers-BruceSpringsteen-TheRiver(1980)            515XYPZNA2L           220px-Macdemarco2cover

 

店長の個人的な萌度数。

☆☆☆☆☆☆☆☆/☆10

The Growles

はい、やってきました記念すべき一回目の紹介です。

The Growlers
アメリカ合衆国、カリフォルニア州のオレンジカウンティー出身のクールなサイケデリック集団 The Growlers。
アメリカでは知る人ぞ知る2006年結成のフォーピースバンドです。
YouTube を散策していたら、セカンドアルバムのHot Tropics EP (2010)からの表題曲”Graveyard Full” を発見し、イントロの切ないマンドリン風のギターサウンド、全体を通して聴けるフェンダー系のスプリングリバーブの音が最高です。
上質な60’s のサイケデリアでありながら、先進性も感じられるそのサウンドからは、どこかもの悲しさが感じられるます。
私は一度、アメリカの野外フェスで彼らの演奏を観ているのですが、リバーブサウンドが良かったです。
 ”Graveyard Full”