HAIM (ハイム)さん家の三姉妹

冬のにおいがしてきました。

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カリフォルニア州LA出身の全然冬っぽくないバンドを紹介したいと思います。

このバンド、ライブが熱いんです。たまたま2013年のGrastonvery Fes のまとめ動画を観ていたときにひと際目立ってたバンド。ここ最近、エレクトロミュージックばかり聴いていた私のハートに電撃が走りました。バンドやっぱいいわぁ。

ハイム(HAIM)

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ハイムさん家の美人三姉妹です。貫禄の長女のエスティ•ハイム(B,Vo)、クールな次女のダニエラ•ハイム(Vo,Gt)、お茶目な三女のアラナ•ハイム(BaVo)とサポートメンバーにダッシュハットン(Dr)

作曲は三人でするようですが主に、次女のダニエラがガレージバンドの中に書き溜めていた曲を編曲して出すというスタイルが多いとインタビューで答えていました。

アメリカで、インディーズバンドがラジオ局で流されるってのは稀で、ほとんどメジャーなレーベル若しくはお金のあるアーティストばかり流れています。
しかしながら彼女達はイギリスのローカルラジオチャンネルで火が付き、本国のアメリカでは逆輸入的なノリで2012年のDays Agoでポリドールレコードとコロンビアレコードから華々しくデビューを飾ります。

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これって本当に稀っていうかアメリカンドリーム掴みましたねハイム。地元のLAの単独ライブとか一瞬で売り切れて4倍ぐらいの値段で取引されるぐらいの人気っぷりです。

サウンド的には往年のFleetwood Mac (サンタなのBlack Magic Women はこのバンドが作曲)再来と言われています。音源を聴くと確かにFleetwood Macチックですが、ライブになると完全なロックバンドですよ。

長女のエスティはかの名門UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で民族音楽、パーカッションについて学び学位を獲得しています。彼女の紡ぐグルーヴィーなベースがバンドのノリと空気を作り出しています。そして、持ち味は何と言っても顔!顔、顔、顔!!ライブ中の顔がめちゃくちゃ表現豊かで面白ろかっこいいです。すごいな本当に。ハッシュタグなんかもうBassfaceですよ。

二人のお姉ちゃんのインパクトにも負けずに三女アラナは若干不慣れな感じで演奏してるのがまた良いんですよ(最近は貫禄のある演奏をするようになりましたが)。キーボードにギター、打楽器、ボーカルと何でもこなすマルチプレイヤーで、インタビューにもガツガツ答えます。ライブ中も魅惑の腰不利ダンスで聴衆を湧かせます。

次女のダニエラの才能は特筆するに値します。声が渋いんだ。太くてセクシーで意思のあるドラマチックな唄を歌いますこの人は。言葉のまわし方とかが凄く独得で、ラップとまではいかないんですけど、かなりリズムかるで聴いていて気持ちいいです。ギターも赤いギブソンのSG 60’s リイシューモデルで男気溢れるロックなカッティングと高らかと歌い上げるギターソロです。音がザ ”SG” で SG好き強いては全く同じモデル使いとしては感無量です。
それと、彼女はかのストロークスのリードシンガージュリアンカサブランカのソロプロジェクトでサーポートを勤めていました。ギターやらキーボードやらパーカッションやら、何でも屋ですね。ジュリアンのツアーで日本にも来ていたそうです。友達がジュリアンの東京公演に行っていたのですが、当時から存在感のあるサポートだったようです。今はサポートはやっていないようです。

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ちなみにエスティとVallie Girls というバンドを10代の時にやっていました。当時は彼女達はスパイスガールズ熱心なファンで(特にエスティ)このバンドはスパイスガールズのフォロワー的なアイドル系バンドと言えばいいのでしょうか。当時からアグレッシブで面白い事やっていますね。

このモデルのような三人はファッションにも力が入っていて、今のLAガールを代表するような素敵な服装をいつもしています。個人的にはダニエルがライブで良く着ているライダースのベストがカッコ可愛くて好きです。三人はよく服を着回したりもするようです。インタビューでは次女のダニエルが一番オシャレだと後の二人が答えていました。仲良しですね。

三人のバンドの練習スタジオは実家です。アメリカは家がでかいし、音出せて本当に良いですよね。良いなぁあ!!
元々彼女達のお父様もお母さんもバンドをやっていたらしく。幼少期はハイム一家でバンド活動していたと言います。素敵ですね。
お母さんがギター、お父さんんがドラム、お父さんは元プロサッカー選手ですと!

この三人が演奏をしている姿を見るとなぜか熱くなってしまいます。あぁバンドだなぁ!!ただ意思と意思が膨らんでぶつかり合って、奏でる、魂の演奏。

そういうバンドがもっと世に出て、評価されていって欲しいと切に望んでます。

全然曲について書けなかった….

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Air フランスの怪物

 

ここ2年ぐらいでエレクトロミュージックを聴き始めたのですが、シンセポップ(Shynth-pop)なるジャンルのかっこよさと気持ちよさに吹っ飛びました。
このAirというフランスから来た2人組のイケメンお兄さん(今はおじさんになってしまったのかな?)の繰り出す音の化学反応は音楽の歴史に爪痕を残しました
        。air-band
今回紹介するAir の『ムーンサファリ(Moon Safari)』は1998年にリリースされた彼らのファーストアルバムであり、代表作であり、出世作です。
今でも、世界随一商品数を誇るLAの超大型レコードショップ、アメーバミュージックではパワープッシュされているし、フェスに行くとちょくちょくアーティストがSEにこのアルバムを使ったりしています。
Moon+Safari
何が凄いって、全然古くないんですよね。もう別次元に連れて行ってくれます。やはり良い音楽はいつ聴いても心躍りますね。
基本的にはシンセサイザーとエレクトリックピアノで奏でられるメロディーに、鉄琴や謎の打楽器で曲が作られています。音がもう甘くて甘くて溶けちゃいそうです。
都市が抱える切なさとかドラマが浮き彫りになってくるようなイメージを与えられます。海外の音楽、特に西洋の音楽って日本に合わないケースが結構あるなと思っているのですが、このバンド(ユニット?)の曲はそんな心配もっての他で、どこでも合います。車が走っていてビルが建ち並んでいて夕日が見えたりなんかしたらもう最高。夜の高速道だったり。世界を彩るパワーのあるアルバムです。
かなりメランコニックですよ。フランス人のセンスってやつですかね。
余談ですが、私フランス映画のアメリが大好きです。はい。音楽といい世界観といいファンタジックなんですよね。
個人的に特に気に入っているのが3曲目の『オールアイニード (All I Need)』です。

なんか若干フランス訛っぽさが入ったとても美しいお姉様(だろうと勝手に思っている)のリヴァーブヴォイス、60’sサイケデリック感の漂うベースライン。かゆいところに届いてくるスネアの快感。ぼわぁぼわぁと広がってくるアナログシンセの音。それら全てが絶妙に組合わさっている印象を受けます。
とにかく最高ですね。『オールアイニード』
まぁ、アルバム通して最高なんですけどね!!万歳Air!!フランス行きたい!!ドライブに一枚なアルバムですね。
またこのアルバムには収録されていないんですが、2004年リリースのTalkie Walkie というアルバムに『Alone in Kyoto』という曲があってそれまた最高です。Sklillrex の『Kyoto』には一ミリも京都を感じなかったんですが!Sklillrexは好きですけど。 AirのKyoto は京都の空気感を掴んでいると思います。もうジブリの曲でもいけそうな感じ。

お気に入り度
☆☆☆☆☆☆☆☆(8/10)

大人のディズニーランド!! 坂本慎太郎 2nd ソロアルバム 『生で踊ろう』

久しぶりにリリースされた、シングル『スパーカルト誕生』を聴いた時は本当に残念な気持ちでした。
なんだかファンクな要素が陰を潜めて、ワクワク感が損なわれたなと。
しかし、坂本慎太郎大先生(ex.ゆらゆら帝国)は裏切りません。やはり天才。アルバムを聴いて聴いて一気に舞い上がりました。
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アルバムの導入部分で一気に持っていかれます。魅せられます。『スーパーカルト誕生』がこうも熱い曲だったとは。
例えるならばこれは、大人のディズニーランド的な音楽です。1曲目『未来の子守り唄』の曲終盤から流れるギロのサウンドと絶妙なタメからの2曲目『スーパーカルト誕生』の入りがまさに、ディズニーランドのアトラクション、It’s a small word でボートに乗って、最初の門をくぐって非現実世界へと誘われる。ディズニーランドで味わう「ファンタジー世界へようこそ現象」を、アルバム全体で体現した傑作です。
この一瞬の導入があるだけで、『スーパーカルト誕生のイメージ』が180度変わりました。かっこ良すぎるだろ。
ここから怒濤の坂本慎太郎ワールド炸裂するわけです。もうこの世界から抜け出させてくれません。
三曲目の『生で踊ろう』は表題曲になるだけあって、かなりパンチの効いたソフトファンクロックであり、坂本慎太郎の現時点のマスターピースなのではないでしょうか。
夢の世界で半分起きているのか眠っているのか分からない様な感覚、でもファンク、哀愁の漂うメロディー。
もうノリノリで、一人でギターでコピーをして歌っていたのは言うまでもありません。
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(スティールギター)
坂本慎太郎が手に入れた新しい武器、それはスティールギター。インターネットで購入して、教則本を買って練習したんだとか。
常に進化する男、坂本慎太郎らしいエピソードです。このスティールギターが坂本慎太郎のいう荒廃した楽園感を出しているですが、
マヒナスターズのような王道のムード歌謡な感じになる訳でもなく、絶妙に前作『幽霊な気分』で炸裂したソフトファンクなるものとの融合できています。
またドラムの菅原雄太のコンプレッションの良くきいた人間ドラムマシン、OOIOOから参加しているAYA によるベースがとてもいいグルーブを出してい
ます。
ベースに関しては、前回坂本慎太郎自身が演奏していたので、如実に違いが出ています。前作のベースラインも独特なグルーブや世界観があるのですが、やはり
ベーシストの奏でるタイム感を感じます。若干バスドラムに対してベースが遅れて入るので、絶妙に揺れます。揺れまくってます。このドラムとベースを聴くため
だけでもこのアルバムを聴く価値が十二分にあります。
また、アルバム随所で聴ける、甘くて、涼しい、音質の楽器群(ヴィブラホン、リバーブギター、ヴァイオリン奏法、Uni-vibeサウンド等)がトリップ感を誘うテク
スチャーを出していて抜け出させてくれない気持ちよさです。楽器同士のバランス感覚が前作を超えていて、肌触りのある音楽としての進化を感じて止まないです。
歌詞の面では、前作の本人の心情を歌詞にのせるスタイルではなく、どちらかというとこの歌詞の意味を理解できないような、子供に向けて作られています。その子供達が将来大人になってこのアルバムを聴きかえした時に
「ああ、これってそういう意味だったんだ…」と言うような感じで聴いてほしいそうです。
やってる事が宮崎駿の様な、ダークな絵本作家の様な変態具合ですね。
現実の世界の厳しさ残酷さをPOPに楽しく子供に提供して楽しむ。もう、素敵ですね。
カモメ合唱団バージョン『あなたもロボットになれる』*このヴァージョンはアルバムには含まれていません。

やっぱり坂本慎太郎はドリーミーでサイケで泣けて。最高です。常に進化と変容を重ねています。
変態。
もっと世界で評価されてくれ!!
アドリブレコードの勝手なオススメ度(MAX☆10)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆(9/10☆)
一家に一枚!!

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ナマで踊ろう / 坂本慎太郎
Let’s Dance Raw / Shintaro Sakamoto
01. 未来の子守唄
02. スーパーカルト誕生
03. めちゃくちゃ悪い男
04. ナマで踊ろう
05. 義務のように
06. もうやめた
07. あなたもロボットになれる
08. やめられないなぜか
09. 好きではないけど懐かしい
10. この世はもっと素敵なはず
All Songs Written & Produced by 坂本慎太郎

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Mac de Marco について

近年のインディーズシーンにおいてかたり忘れてはいけない彼。

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そうカナダの風雲児こと マック・デ・マルコ=”Mac de Marco”!! 凄いよ、マルコは本当に。

まず、見た目。見た目が違うんですよ。ただのイケメン。しかも隙っ歯!

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隙っ歯を売りにした若手イケメンアーティスト。マリファナばっかり吸って女の子を侍らせてるような

イメージが先行しちゃいそうだが(実際は分からないんだけど)、彼の作り出す音楽にはとにかく緩やかな

ムードが流れていて、メランコリックでいてサイケなんだよな。どこか落ち着かない不思議なコード感のリバ

ーブギター、ピロピロと終止鳴り響くリード、シンプルで力強く頭に突き刺さるベース、安定のドラム。

彼らの真骨頂はまさにスーパーチープ!!ローファイなバンドサウンドもさることながらプロモーションビデオがまたこりゃ安い作りなんですよ。

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でもそれがいい!これぞインディーズミュージックってな雰囲気が充満してる。

なんだか、日本の風土にも不思議とマッチする音楽性。彼らのセカンドアルバムは一見するとブルーススプリ

んグスティーンのアルバム” THE RIVER”に似ているって話しがあったのだけれど、どうやらそうではなく彼が

イメージしていたのは何と日本の音楽仙人こと細野晴臣さんのアルバム、かの名盤 ”細野ハウス”だそうな。

なるほど納得、おそらくYMOから辿って行き着いたのだろうが、彼の緩い日本にもフィットしてしまう音楽性

はこういう所からきているのかな。と思うと心躍ってしまいますね。個人的には細野さんも大好きなので、い

やぁ、マルコは分かってるわぁ…。

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店長の個人的な萌度数。

☆☆☆☆☆☆☆☆/☆10